日記【46】
日常生活で、ふと今までの嫌なことが思い浮かぶことがあると思う。
苦いものを食べたときより苦々しい気持ちになるので嫌なのだが、
人はそんな思い出とも付き合って生きていくものなのだと、なんかのアニメの小さい子どもが言っていた気がする。
最近思い出した苦い思い出というと、会社に入社したての出来事だ。
番組の収録があるため、準備で某テレビ局へ向かった。
こわめのベテラン女上司がいたんだ。
仕事をしてたら、その女上司があたしの先輩に
「タメ口で話されたから敬語ちゃんと使わせろ」って言っていた。
、、いや使った覚えはない。そもそも話したか?
テレビ業界は嫌われたらやっていけないと思って、言葉遣いには最新の注意を払っていたつもりだった。
しかし、いくらあたしがやっていないと思っていても相手にそう思わせてしまったのなら、きっとそうなのだろう。
再度会ったときも、「無理、タメ口きかれた」と別の先輩に言っていたのを聞いた。
わ、あたしも無理。
ってことが最近思い出した嫌な思い出。
はーー、話すと少し軽くなった気がする。